ワンちゃんが食べたらダメなものは・・・?
ワンちゃんの中毒について
人間の食べているものを欲しがるから・・・と言って食べさせてしまうと大変なことになる可能性も・・・。
みなさんがよく知っているものは、『たまねぎ・ネギ』それと『チョコレート』。これは有名ですよね。
実は、それ以外に食べては駄目なものは沢山あるんです。ワンちゃんが実際に食べてしまって、病院に来られるもので多いものをいくつか挙げてみました。
ネギ類(たまねぎ・長ネギ・にら・にんにく)
タマネギ・ネギ・ニンニク・ニラなどのネギ類に含まれている成分によって、赤血球が破壊されて貧血や赤色尿が出るなどの中毒症状を引き起こすことがあります。
ほかには嘔吐・下痢・黄疸なども引き起こします。加熱処理しても毒性は失われません。
チョコレート・ココア
嘔吐・下痢・異常な興奮状態などの中毒症状を引き起こすことがあります。
大量に食べた場合は、命に関わることもありますので十分注意してください。
コーヒー・紅茶・コーラ
カフェインの影響で下痢、嘔吐、けいれんなどを引き起こします。
イカ・エビ・タコ・貝
嘔吐、歩行異常、けいれんを引き起こすことがあります。
ぶどう・レーズン
急性の腎不全になる可能性があります。実際、大量に食べて死亡した例もあります。
マカダミアナッツ
嘔吐、沈うつ、運動失調などが見られます。
キシリトール
嘔吐が見られ、低血糖になり、次第に嗜眠、運動失調、虚脱へと進行していきます。
ビーフジャーキー
肝臓・腎臓・すい臓の障害などを起こします。
小さいころから多量に与えていると、3歳くらいで肝機能不全で死亡することもあります。
鶏や大きい魚の骨
鶏の骨は細かく避けてしまい消化器官を傷つける恐れがあります。また、魚の大きな骨は喉に詰まらせる恐れがあります。
このように人は食べても平気なのに、ワンちゃんにはダメなものがあるんです。
こういった食べ物は、飼い主さんが気を付けてあげないとワンちゃんはうっかり食べてしまいます。
飼い主さんがしっかり注意してあげてくださいね!