手術室・ICU・入院室
手術室
麻酔装置のほか麻酔を安全に管理するための生体モニター(心電図や血液中の酸素濃度や呼気中のガス濃度を測定します。)や人工呼吸器などがあります。
手術室はクリーンな状態を保つため、他とは完全に部屋を分け、衣類・上履きも替えて入室します。
ICU
集中治療が必要な場合に、酸素濃度・温度・湿度の管理を行えるICUがあります。また、術後の回復室としても使用します。
入院室
入院室は入院患者のストレスを少しでも減らすために防音にし、外からの音は聞こえにくくしてあります。しかし、状態は常に観察できるように、処置室から大きな防音ガラスで見れるようにしています。
手術室で使う設備
全身麻酔装置
安全なガス麻酔を使用すための機械です。
LRED無影灯
手術用LED無影灯は従来のハロゲン灯に比べ圧倒的な明るさを誇り、また熱の発生が抑えられるため、手術部の発熱や感想を防ぎ患者の負担を軽減できます。
高周波手術装置
- 組織の止血、凝固、切開など実行する高周波手術装置です。
- 手術の際、従来は糸を使って止めていた血管を、糸を使わずに止血し組織を切り離す装置です。
マイクロハイスピードドリルシステム
椎間板ヘルニアや骨の腫瘍の手術で骨を削ったり切ったりするために使用します。さらに骨折などの整形外科にも使用する高性能ドリルシステムです。